News & Blog 【探偵豆知識】結婚後の浮気での誓約書は有効?作成時に気を付けるポイント!

2024年2月27日
探偵豆知識

【探偵豆知識】結婚後の浮気での誓約書は有効?作成時に気を付けるポイント!

2月26日、あおり運転で2017年に危険運転致死傷などに問われた石橋和歩(32)被告に対し、東京高裁は上告を棄却しました。

懲役18年とした、1審の横浜地裁判決を支持したのです。

まったくの身勝手な犯行でありながら、法廷の場での被告の態度があまりにも悪く、「反省した様子が見られない」との声が多数寄せられていますが、本当にやるせないですね。

さて今回は、結婚後の浮気で誓約書を作成するのは有効か、作成するときのポイントは何かといったことを詳しくお話ししていきます。

結婚後に夫が浮気したら、再発防止のためにも、誓約書を作成しておきたいところですよね。

この記事では、実際に作成する場合にはどんな点に注意すべきかなどを深堀していくので、ぜひ読んでみてください。

1.結婚後の浮気で誓約書を作成する!主なメリットを紹介!

まずは、結婚後の浮気で誓約書を作成するとどんなメリットがあるかについて、詳しく見ていきましょう。

読み進めるほどに「しかるべき誓約書を作成したほうがよい」と、実感するはずです。

その1:浮気の事実を書き残せる

結婚後の浮気で誓約書を作成すると、浮気の事実を書き残すことができます。

夫が浮気した場合、今回だけは水に流してやり直すとしても、浮気の事実が消えるわけではありません。

なあなあにしてやり直してしまうと、将来何かあったときに、夫が「そんなことあった?」としらばっくれてしまうこともあるでしょう。

ここはしっかり浮気の事実について誓約書に盛り込み、書類として形にしておくべきなのです。

もしも夫から「十分反省しているから誓約書まで作成する必要はないのでは?」と言われても、きちんと作成しておきましょう。

その2:今後の浮気防止になる

結婚後の浮気で誓約書を作成すると、今後の浮気防止に役立ちます。

もちろん、誓約書を作成しても、浮気防止に絶対的な効果があるとは断言できません。

中には、無視して浮気に走るケースもあるでしょう。

しかし、今後夫に浮気するチャンスがやってきても、頭に誓約書のことがよぎれば、一定の防止効果が期待できるのは事実です。

夫に再度浮気してほしくないのなら、やはり誓約書を作成しておくべきだといえます。

その3:万が一浮気をしたときのペナルティを示せる

万が一浮気したときのペナルティを示せるのも、結婚後の浮気で誓約書を作成するメリットになります。

浮気は夫婦間の重大な裏切り行為ですから、しかるべくペナルティがあって当然といえるでしょう。

本来なら、離婚してもおかしくない状況だからです。

そこで、誓約書にて、万が一将来浮気したときのペナルティを設定しておくことが有効といえます。

常識の範囲内にはなりますが、夫の承諾を得た上で、罰則金などの設定をしておくとよいでしょう。

2.結婚後の夫の浮気で誓約書を作成する!有効に仕上げるポイントは?

では、結婚後の浮気で誓約書を作成する場合、どんなポイントに注意すべきなのでしょうか。

ここでは、有効に仕上げるために知っておきたいことを具体的にご紹介します。

その1:浮気の誓約書に盛り込むべき内容

浮気の誓約書を作成する際には、「不貞行為の事実があったこと」「慰謝料や示談金の金額」「今後浮気をしないことの誓約」「禁止行為」「ペナルティ」の5つを記載しましょう。

当然ながら、誤字・脱字がないように注意してください。

誓約書が完成したら、当事者の数と同じ数を作成して、それぞれの押印し、直筆でサインと日付を記入しましょう。

誓約書事態はパソコンなどで作成しても構いませんが、押印・サイン・日付などは必ず当事者に直接もらってください。

その2:浮気の誓約書を作成する際の注意点

浮気の誓約書を作成するからには、夫が浮気した客観的な証拠を用意し、正当性があることを証明する必要があります。

まずは、評判のよい探偵事務所に浮気調査を依頼して、客観的な証拠をつかみましょう。

そのうえで、必ず夫(や浮気相手)の合意を得て、必要な事項を盛り込んで作成してください。

なお、禁止行為やペナルティについても、常識を超えて人権侵害に当たる内容や法外な金額の請求などはNGなので注意しましょう。

その3:慰謝料に関することは公正証書にしておく

浮気の誓約書の中でも、慰謝料に関することは、できるだけ公正証書にしておくことをおすすめします。

公正証書とは、公証役場に出向き、公証人が内容や当事者の意思を確認した上で作成するものです。

したがって、証拠としての効力が大きく、再度浮気されたときに慰謝料を請求するのに大変役立ちます。

手間や費用はかかりますが、検討する価値があるといえるでしょう。

その4:浮気問題に強い弁護士に依頼するのもおすすめ

浮気の誓約書を作成する場合、浮気問題に強い弁護士に依頼するのもよいでしょう。

弁護士は法律の専門家ですから、法律の正しい知識や判例などを参考にして、有効な誓約書に仕上げてもらえます。

また、精神的な後ろ立てになってもらえるのも、大きなメリットです。

なお、弁護士に依頼する際にも、夫が浮気した客観的な証拠があることが大前提になるので、注意してください。

まとめ

今回は、結婚後の浮気で誓約書を作成するのは有効かどうか、作成する際のポイントは何かについて、詳しくお話ししました。

結婚後に夫が浮気した場合に誓約書を作成すると、浮気の事実を書面で残しておける、再発防止になる、再発した場合のペナルティを設定できるなど、多くのメリットがあります。

なお、浮気の誓約書を作成する場合、その正当な根拠として客観的な証拠をつかむべく、信頼できる探偵事務所へ浮気調査を依頼することがおすすめです。

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